計算力を召喚して使役する
高性能PCをいつでも召喚して使う時代
改めて考えたら、個人で買うのはそれなりの決心が要る性能のコンピュータを、地球の裏側から数分でレンタルして使い始められるってすごいことだよね。AWSとかのクラウドでも似たようなことができるのはわかっていたけど、1時間あたり百円以下でゲーミングPCが呼び出せる気軽さになっててびっくりした。
2019/6/29 23:55
必要なときに必要なだけ計算機を使う
確かに人によって実現したいものの計算量は違うから、必要な時に必要なだけの計算資源を使うスタイルは合理的だよね。これはゲーミングPCが欲しい場合だけではなくて、フォトグラメトリやライトベイクや動画解析や加工などで大量のメモリやGPUやCPU資源が欲しくなることがある人にも言える。
2019/6/30 0:08
占有するには高価で重くて移動や導入や故障対応などのメンテもなかなかつらい、超つよつよコンピュータでも、レンタルで一時的に借りることを選択肢に入れると、それなりに安価で場所も運搬も自前のメンテも要らずに、いつでも必要な時だけすぐに使える。つよつよ計算機はいつでも私達を待っている。
2019/6/30 0:15
指先から広がる世界
私達の手元にはチープなタブレットやスマホしかなかったとしても、その先には広大な通信網がいつでも繋がっているのだよね。そして使いたい人がその気になれば、指先のコマンド一つで、クラウドや海の向こうのどこかの巨大データセンターに収められた高価なコンピュータ群が、うなりを上げるわけだ。
2019/6/30 0:20
なんだかSFみたいな話だけど、既に現実で誰でもできることなのだよね。呼び出したどこか遠くの計算機の力を借りて、私達はVRの世界を旅することもできるし、綺麗な光景を生成したり、機械学習の実験をしたり、怪しい動画を生成したりもできる。
2019/6/30 0:29
知識と経験が召喚の鍵になる
ただ、使い方を知らなければそういう方法があることもわからないし、使い方を誤れば膨大なゴミデータやクレジットの請求になくことになる。正しく向き合ってその秘められた力を活用するためには、深い知識や経験が必要になるのだろう。計算機分野ではアルゴリズムやデータ構造や数学がそれにあたる。
2019/6/30 0:35
だから学び続けていきたいし、真に自分の道具にしたいものはいつも使っていなければならないと思うのだよね。長い時間や熱意をかけて向き合ったものは、何かの形で自分や誰かを助けるし、そうして作られたものたちが、私達が当たり前のように思っている日常を支えているのだろうね。
2019/6/30 0:48
QuestからクラウドゲーミングPCにVirtual Desktopで接続してPCVRを使う
太平洋越えのクラウドVRをやってみたら案外使えた。無線環境さえ良ければPC無しでもPCVRが使えそう。初期コストも安く済む。
日本のOculus Questと米国西海岸のクラウドゲーミングマシンをVirtual Desktopで繋いで、QuestからPC版のVRChatにはいれた。WiMAX回線だからラグで画面が止まるときがあるし、左右に頭を振ると黒い枠も見えるけど、意外と使えそう。つよつよPCが手元になくてもQuestでSteamVRのゲームが楽しめるかも。 pic.twitter.com/9aD7TSr6DR
— suna (@suna_vrc) 2019年6月28日
PaperspaceのP5000インスタンスを使う
使ったクラウドマシンはPaperspaceのP5000インスタンス。Quadro P5000はGTX1080よりはやや描画性能は劣るけど普通に使う分には十分だと思う。利用料は1時間で0.78ドル、1か月だと456ドル。あとデータ保管料が50GBで月5ドル。VRのライトユーザーならつよつよPCを買うよりも安くなる場合もありそう。
2019/6/29 3:46
P5000のインスタンスは最初は鍵マークが付いてるけど、クリックすると理由を入れる欄が出たので、クラウドゲーミングで使いたいと書いたら、しばらくすると使えるようになった。このプロモコードから登録すると10ドルお得になるのでよかったら使ってね、私もお得になります。 console.paperspace.com/signup?R=2VKCZ4L
2019/6/29 4:00
クラウドマシンだから、シャットダウンしておくとマシン利用料はかからない。ただ50GBあたり月5ドルのストレージ利用料は掛かる。一定時間接続がなかったら自動シャットダウンするように設定もできる。8CPUメモリ30GBだから作業用PCとしても十分なスペックだし、GPU付きクラウドVMとして割安だと思う。
2019/6/29 4:11
インスタンス構築手順
Paperspace P5000インスタンス構築の手順
1. 西海岸を選ぶ
2. ライセンス付きWindows10を選ぶ
3. 鍵がついているけどP5000をクリックする
4. 理由を聞かれるのでクラウドゲーミングで使いたいとか書いてSubmitを押してしばらく待つ。私の場合は5時間ほどでリクエスト承認のメールが来た。
5. P5000が選択可能になったら選択して、作成台数が1台となってるのを確認する。
6. 自動シャットダウン、自動バックアップ、静的IPアドレスを設定する
(追記:後述しますが、不要ならsnapshotと静的IPアドレスはOffにしましょう。それぞれ月1ドルと3ドルがかかります。)
7. クレカ情報を入れて、右下の「CREATE YOUR PAPERSPACE」ボタンを押す
8. しばらく待つとマシン作成が終わるのでクリックするとWindowsの画面が開く
2019/6/29 4:49
コントロールパネルからインターネットオプションの設定を変更する。
"Enable Protected Mode"のチェックをOffにして、Downloads->File DownloadをEnableにする。
9. Steam, SteamVR, VRChat, Virtual Desktopをインストールする。
10. SteamVRでルームセットアップをする。私は立位のみでセットアップした。
11. QuestでVirtual Desktopを買い、更にサイドロード版のVirtual Desktopをインストールして起動する。こちらがわかりやすいです。
https://otasyumi.site/vr/oculus-quest-oculus-go-gearvr-i-tried-because-the-side-load-version-of-virtual-desktop-corresponds-to-steamvr
(追記:10と11は逆です、あとサイドロード版のインストール時にはPCが要ります)
2019/6/29 4:56
11と10が逆だゴメンナサイ。あとはセットアップが終わってVirtual Desktopで繋がったら、VRCなどのSteamVRのアプリを起動するとVRモードになると思う。
通信環境は重要になるけど、Questだけ持ち出して出先でPCVRしたり、重いVRレディPCがなくても必要なときにつよつよPCが使えるのはおもしろいかも。
2019/6/29 5:10
6の訂正と補足です。バックアップ(スナップショット)は50GBで月1ドルなので、使わないならOffにするとよいと思います。静的なパブリックIPも月3ドルなので不要ならOffにしましょう。スナップショットは安いので安定稼働しているときに1つ取っておくとよい気もします。
2019/6/29 16:54
追記:Virtual Desktop経由のVRChatでマイクからの音声が入らない現象が起きています。VRCのログには下記のようなメッセージが出ます。対応方法がわかったら教えてもらえると助かります。
Error - Starting Microphone failed. result=60 (Error initializing output device. ) Log - [USpeaker] uSpeak [1][1589439628]: MicrophoneStart: failed to start recording from microphone device 0 'Microphone (Virtual Desktop Audio)'. This can be caused by the device being in use, a sound card or microphone device driver issue, or an unsupported microphone.
追記:マイクを許可したら使えました。設定手順です。
こちらが参考になりました。 WS 2019 microphone issue
真実が無限に自動生成され、物理層が副次化していく未来
機械学習でヌード画像を自動生成するDeepNudeが話題になったことから思ったことを綴る。
真実は容易に生成される
画像や映像に証拠価値があったのは、現実の忠実な写像の生成コストが高いためだったわけだけれど、それが機械学習によって劇的に簡単になろうとしているのだよね、面白い。真実がいくらでも自動生成されるようになる時代には、ヒトにとっての真実の意味も必然的に変容せざるを得なくなるよね。
2019/6/28 1:02
物理世界の改変・移動の難しさが減っていく
これまでの人類は、物理空間と物理身体を扱って生きるのが当たり前だった。それらは改変コストが高く、一人の意思では自由にならず、移動もそれなりに大変なものだった。これからを生きる人達は、個人で賄えるデバイスで、見える世界も使う身体も、安価に改変や転送をして使うようになっていくのだね。
2019/6/28 1:14
物理の改変困難性を前提とした共同幻想
今までの真実は、目に見えるものや触れられるものとか、それなりに信頼のできる公共媒体による写真や動画などをもとに、個人が想像の及ぶ範囲で思い描くものだった。それがある程度共通したものであると、多くの人が互いに思えたために成り立つ、ある意味で儚いものでもあったのだよね。
2019/6/28 1:22
普遍的な真実は無く、局所的なものになる
しかし機械学習やVRで、見えるものや触れるものや各個人が事実と感じるものを自由に生成可能になると、その感じ方も人によって異質なものであることが常識になっていく。すると真実は、よりパーソナルで経験的で共有困難で限定的な、狭い範囲のルールを示すだけのものになっていくのかもしれない。
2019/6/28 1:30
共通体験の消滅
物理世界と物理身体の不可換性に依拠した共通体験は、今ほどの価値はなくなっていき、いずれは失われていくことになるのだろうね。
2019/6/28 2:47
地域や学校や会社など、現代の人は基本的に物理に縛られて生きている。そしてそれが共通体験の基盤となり、生活をつくり、常識を作っている。けれどこれはあくまでも現時点の計算システムの制約によるものだ。前提が変われば、経験や生活や常識のあり方も変わる。
2019/6/28 2:49
世界の並列化と物理層の副次化
いまは多くの人が人生の大部分を費やしていて、不変で唯一の価値を持つと思っている物理レイヤは、遠くない未来には、無数の並行世界の一側面としての価値を持つに過ぎなくなる。
2019/6/28 2:54
夢物語が、常識を変える
夢物語だと思うだろうか。もしそうなら、そう遠くない昔を、少し振り返ってみると良いかもしれない。インターネット以前のパソ通時代にはWWWは夢物語だった。ガラケー時代にもスマートフォンなんて夢物語だった。いつだって、次の世代の常識は前の人達には夢物語と呼ばれる。これまでも、これからも。
2019/6/28 2:56
そして、世に溢れる夢物語の中で、誰かに強く響いたものが選び取られて、次の本流になっていく。そうなった頃には、少し前の常識が、どこか懐古の色味を帯びる。だから、少し先の未来の目で今を見る習慣が、さらに重要になっていく。変わらないものはない、そのことはおそらく変わらないのだと思う。
2019/6/28 2:59
Oculus Quest+Virtual DesktopでSteamVR
QuestでPCVRを使う
- 多少の導入の手間はありますが、無線でPCVRができるのは快適です。更に、SteamVRアプリを立ち上げたままで、デスクトップモードとVRモードを切り替えできるのは便利です。
- Questのマイクも使えます。音もQuestから聞こえます。
- Oculus公式ストアのVirtual Desktopは、Oculus社の指示によりSteamVR機能が無効にされています。SteamVR機能を使うためには、Questを開発者モードにする必要があります。そして非公式アプリストアのSideQuestを使うか、またはVirtualDesktopのサイトで取得したapkをadbコマンド経由でQuestに転送して、インストールする必要があります。
- Oculus公式ストアでVirtual Desktopアプリをいったん購入しておくことも必要です。
- 5GHzに対応した無線LANルータも必要です。映像を扱うので11ac 866Mbps以上対応などの、新しめの機種にするほうがおそらくレイテンシも小さく快適に使えると思います。
エラーコード108(ヘッドセット未検出)に対処する
上記を準備してSteamVRアプリを起動しても、VRモードにならない場合は、こちらの手順でSteamVRが使えるようになるかもしれません。SteamVRに、VirtualDesktopをHMDとして認識させるためのドライバを登録します。
Oculus QuestにSteamVRに対応したバージョンのVirtual DesktopアプリをインストールしてPCVRを使おうとしたけど、SteamVRでエラーコード108(ヘッドセット未検出)が出てVRモードが使えていなかった。SteamVR用のVirtual Desktopドライバをインストールしたら解決した。 pic.twitter.com/S8ewIsTHY1
— suna (@suna_vrc) June 15, 2019
1.コマンドプロンプトを開く
2.「cd "C:\Program Files (x86)\Steam\steamapps\common\SteamVR\bin\win64"」を実行。
3.「vrpathreg」を実行、External Driversに「 C:\Program Files\Virtual Desktop Streamer\OpenVRDriver」が出ていなかったら4以降を実行。
2019/6/16 2:40
4.「vrpathreg adddriver "C:\Program Files\Virtual Desktop Streamer\OpenVRDriver"」を実行
5.「vrpathreg」を実行、External Driversに「 C:\Program Files\Virtual Desktop Streamer\OpenVRDriver」が出ていることを確認。
6. QuestでVirtual Desktopを起動
2019/6/16 2:41
7.左手のメニューボタンを押して「Computers」欄に自分のPCが表示されて「Connected」になっていることを確認。
8.再度左手のメニューボタンを出して、PC画面が表示されることを確認。
9.PCでSteamVRのアプリを起動する。Virtual Desktopが自動でVRモードになり、視界がVRになる。
2019/6/16 2:42
なお、Oculus公式ストアで買えるVersion1.4.2以降のVirtual DesktopからはSteamVR機能が削除されている。このためVirutal DesktopでPCVRを使いたい場合は、SideQuestなどの手段でSteamVR対応版のアプリをQuestに入れる必要があるのでお気をつけて。こちらが参考になります。
補足ですが、一連のツイートはVirtual DesktopのWindows用アプリと、SteamVR対応の非公式版Virtual Desktopを入れてもSteamVRが使えなかった人向けの内容です。
2019/6/16 2:46
Virtual Desktopの非公式版を入れる手間はありますが、VRモードとデスクトップモードを切り替えできるのはとても便利です。たとえばVRChatにVRモードで入って、デスクトップモードに切り替えて平面のPC画面をQuest内で見ながら作業して、VRCに誰か来たらVRモードに戻って会うみたいなことができます。
2019/6/16 2:53
VRと電脳がもたらす抽象化と、ネットワークに生きる私
VRと電脳による、抽象化と疎結合化
VR技術が物理身体と物理空間の密結合を疎結合に転換し、人の存在と空間をそれぞれ抽象化して交換可能にしたのと同様に、脳に接続するプラグは、人の意識や感覚自体を抽象化してそれぞれ交換可能にするものであるのだろう。 2019/6/11 7:05
VRと電脳の技術的土壌
VRの文化は、地上を結ぶインターネットや、リアルタイムに光や視界をシミュレートするマルチコアの計算機技術や、2次元のモニタの向こうで豊かに育ったCG技術や、無償で提供される高度な開発環境などを土壌として、花開こうとしている。 2019/6/11 7:07
脳にプラグを挿入できる頃に、その土壌となるであろう技術について考えることにも意味はある。おそらく、より広帯域で低レイテンシのネットワークや、電脳による感覚や身体の拡張や、人体を越える高精度な義体の製造技術や、高度な再生医療や遺伝子操作を含むバイオテクノロジーの発展が要りそう。 2019/6/11 7:08
可換な時代の不可換性
個人と空間が可換となるVR時代には、より純粋にその人がその場にいる意味が問われるようになるのと同様に、意識や感覚が可換となる電脳時代には、その脳と感覚器やマニピュレータが繋がる必要性や意味が問われるようになるのだろう。 2019/6/11 7:11
機械に作られた「優しい」牢獄とSNSの類似性
もしかすると、現実世界と接続する必要はないと判断された脳は、シミュレートされた幸せな電子空間を孤独に、しかし本人から見たら自由自在に生きるようなケースも出てくるのかもしれない。 2019/6/11 7:12
それはSFによくあるディストピアな世界観ではある。しかしTwitterなどのSNSでたまに見かける、偏った世界観を持ってそういうネットワークの中に生きる人たちも、本人たちはたぶん幸せに、自分と近い意見を多く目にしているであろうことを考えると、荒唐無稽な話でもなさそうに思える。 2019/6/11 7:14
局所的なネットワークと井の中の蛙
かくいう私もTwitterで自分好みのノードの中に生きる端点の一つにすぎないし、見える範囲は広大に思えても、Twitter全体で見ればきわめて局所的なネットワークでしかない。人類全体の数百万分の一の、さらにわざわざ文字にされたツイートの断片を見て、それを世界だと思ってるにすぎないわけだ。 2019/6/11 7:15
それはたぶん実は現実世界でも同様で、私達は生まれてこれまで、多様な人達と出会って結果的に何らかのネットワークを築きながら世界らしきものを見ているわけだけれど、それは発生から終了までふつうはきわめてローカルに推移していく。 2019/6/11 7:17
相互参照とリンクの調整で生きる
そのネットワークの中で、個人が周りを知覚するのと同様に、相手からも参照されて評価されて、リンクを強めたり弱めたりしながら、自身の繋がる先を相互に自動調整しながら推移していく。それが、私達がネットワークの中で生きているということなのだと思う。 2019/6/11 7:19
孤独だけど、誰かは見ている
そういった意味では、人は誰でも孤独で評価に晒され続けるけれど、それは常に異なった観点で見てくれるノードの存在も示唆するし、自分も誰かにとってのそれであり得ることも意味するのだよね。 2019/6/11 7:21
ネットワークはあなたを定義する鏡
また、自身の周りの端点の集合も、きっとその端点自身の性格を色濃く反映するものであり続ける。言い方を変えると、自分の見ている世界はある意味で自分で育てたものだし、そう見ていること自体が、私達の事実上の世界を形作っている。きっと誰にとっても、周囲は自分の鏡であり続けるのだと思う。 2019/6/11 7:23
繋がるに足るノードであるために
私もいつか脳にプラグを挿した後にも、意味のある脳でありたいと思うし、接続されるに足るノードであり続けたいと願う。そのためにはおそらくネットワークと、何より自分自身を磨くことを続けるのが良いのだろうね。 2019/6/11 7:25
たぶん長い道程になるだろうけど、特段悲観してはいない。ありのままに前向きに生きたいものだと思う。例えるならば、私達の灰色の脳細胞の一つ一つが、おそらく自身の置かれた境遇を嘆くことはなく、いつか止まるときまでそこに在り、その役割を果たしていくであろうことと同様に。 2019/6/11 7:27
現実も非現実も作れる時代に居る僥倖
通信や組込みやVR技術の発展の結果、これまでは妄想や思考実験でしかありえなかった想像上のものごとのすべてが、目の前の現実として扱えるようになりつつあるのだよね。誰でも買えるVR機材が広まりはじめたことで、想像と現実がオーバーラップすることが、これから当たり前になっていくのだろうね。 2019/6/10 20:12
全てが現実になり得るとしたら、私達は何を現実とすることを選んでいくのか。そもそも現実とは何で、何を非現実と見做すのか。それも空論ではなく、空間に実装して自ら住みながら試せるようになっていく。たぶん人類史上初で、誰も答を知らない。おもしろい時代に居合わせることができて幸運だと思う。 2019/6/10 20:20
Oculus Quest+ALVRのススメ
QuestでPC版のVRChatに入ってみた!
Oculus QuestとALVRを使って、QuestでPC版のVRChatに入ってみた!これQuestのコントローラ、小さめで軽いよ!PC版だとVRカメラも使えるよ。最初はルータの2.4GHzに繋いで遅延がひどかったけど、5GHzで繋いだら軽いし殆ど遅延がなくなって快適、6DoFトラッキングもできてる。コードがないのがうれしい。 pic.twitter.com/i5utttikUP
— suna (@suna_vrc) 2019年6月1日
Oculus QuestでPCVR
Oculus QuestでPCVRを体験できるALVRをやってみませんか。VR対応PCと高速な無線ルータが必要です。マイクもないのでBluetoothヘッドセットがあると快適かも。以下参考にした情報です。
●導入方法
●チューニング方法
ALVR開発者を支援する
気に入った方は開発者に送金できます。下記の一番下に作者のメールアドレスがあるので、Paypalにログインしたらメールアドレス宛に送れます。
ALVRの遅延や描画のチューニング
QuestでALVRを使う際の遅延や描画のチューニングには、こちらの記事が参考になります。無線APは802.11acの866Mbps 2x2対応のものにして、LANも1000Base-Tが良いとのこと。対応ビデオカードや表示項目の意味とチューニング方法まで載っていてありがたいです!
ALVRを使って #OculusQuest をVive Pro化する方法(と言うとやや言い過ぎかな)https://t.co/y161ZHH7uf
— kotaro@VR (@kotaro_vr) 2019年5月31日
ALVR用のFirewall通過ルールを定義する
以下のツイートにあるように、ALVRのインストールフォルダ(Win10ではC:\Program Files\ALVR)にある、add_firewall_rules.bat を管理者権限で実行しておくと良いようです。
ALVR 2.4.0 Alpha 5に添付のファイアウォール設定バッチを実行したら、これまでうまく行かなかったモバイルホットスポットを使っての接続もうまくいくようになってしまった。つまり、USBポートにドングル型WiFi子機付けておけばどこでもワイヤレスPCVRが。
— ROBA (@vjroba) 2019年5月31日
Quest とトラッカーでフルトラする
Oculus Quest + ALVR + Vive Controller + Vive TrackerでフルトラでVRCをする方法をトナさんが下記のツイートから説明してくださっています。機材がある方はやってみては。
Oculus Quest + ALVR + Vive Controller + Vive TrackerでフルトラVRCできました。ALVRクライアントの起動ごとに微調整が要りますが慣れれば簡単です。初期設定、起動手順、画質、遅延のすべてにおいて実用的です。別途マイクが必要なので注意です。 pic.twitter.com/ZkEBgj7QfD
— トナ@VRChat (@tonavrc) 2019年5月28日
VRChatで移動する
v2.4.0-alpha5では、Questコントローラのスティックを押し込みながら操作すると、VRChatで移動したり左右を見回したりできました。